大人の休日倶楽部パスで心躍る旅を🚄 ~50代からの自由な旅路~
はじめに ~特別なパスとの出会い~
「2025年度大人の休日倶楽部「特別設定 えきねっと限定 大人の休日パス スペシャル」の発表を見た時、私の心は一気に躍りました✨
昨年2024年度は9月に追加発表された特別設定パス。今年2025年度もその時期発表かしら、と高を括っていたら、こんなに早い7月リリース。心待ちにしていた方も多いのではないでしょうか。かくいう私もその一人でした。
「大人の休日倶楽部ずるい」といわれる所以。
このパスは、まさに50代以上の私たちのために作られた魔法の切符。時間にゆとりができた今だからこそ、心のままに旅をしてみませんか?
大人の休日倶楽部パスとは? ~旅の扉を開く鍵~
大人の休日倶楽部パスは、JR東日本とJR北海道の普通車自由席が5日間乗り放題になる特別な切符です💫
対象エリア:JR北海道全線、JR東日本全線、青い森鉄道線、いわて銀河鉄道線、三陸鉄道線、北越急行線、伊豆急行線及び富士急行線の全線、並びにえちごトキめき鉄道線の新井~直江津間の特急(新幹線を含む)・急行列車の普通車自由席及びJR東日本管内のBRTが乗り降り自由。予め座席の指定を受ければ普通車指定席も6回まで利用可能です🚄
おさらい:2024年度のスケジュール

上記、通常のパス第1回~第3回に加えて、9月にスペシャル版が追加リリースされました。


私が大人の休日倶楽部に入会して初参戦したのは、このスペシャルからです!
大人の休日倶楽部に入会して、新たな旅の扉が開かれました。
実際の日帰り旅行体験記 ~心に残る旅路たち~
次の計画に少しでも参考になるよう、過去、2024年に行ってきた日帰りコースをいくつか紹介したいと思います😊
【青森編】初めてのはやぶさ体験 🍎
これは、2024年3月のキュンパスの記録でございます。
青森初上陸のわたし。はやぶさに乗るのも初めて。わくわくしていますが、とんでもない混雑です。恐るべしキュンパス。そして青森人気ですね。
旅程:大宮→新青森→八戸→東京
- 朝:さっそくはやぶさ1号に乗って新青森へ(最高速度320km/hの日本最速の新幹線体験)
- 昼:新青森駅で「ねぶたの家 ワラッセ」でねぶたの展示を見学、近くの青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸をわき目にモニュメント前で記念撮影📸
- 午後:リンゴジュースの自販機でリンゴジュースを購入(これぞ青森!)、在来線で八戸へ
- 夕方:八戸ではバスに乗って「八食センター」で炭火焼をいただく。全長170メートルの館内に約60店舗が並ぶ観光市場で、水揚げされたばかりの新鮮な魚介類が楽しめます
- 帰路:バスで八戸駅まで戻り帰京、19時過ぎ東京駅に到着






青森の空気を存分に味わった一日でした。初めてのはやぶさの速さに心躍り、青森の優しい人々との出会いに心が温まりました🌸
【長野・善光寺編】牛にひかれて善光寺参り 🙏
ここからは、2024年11月の特別設定大人の休日倶楽部パスの記録でございます。
1日目は、
10:33発はくたかの自由席に乗って長野へ。目的地は善光寺です。あの有名な「牛にひかれて善光寺」、一生に一度はいくべきなんですよね?ということで、行ってみることにしました。

旅の工夫:拠点を活用した効率的な旅
今回は、なんと、東京から日帰りではなく、仙台に拠点を構えて4泊5日動いてみようと思い、スーツケースを持参しています。まずは、東京駅から、長野駅まで移動。長野駅のコインロッカーにスーツケースを預けました。

善光寺への道のり
長野駅から善光寺までのアクセス方法は複数あります🚌
1. バスでのアクセス(おすすめ)
- 長野駅善光寺口1番のりばからアルピコ交通バス「善光寺方面行」で約10分→「善光寺大門」下車、徒歩約5分で善光寺本堂へ
- 料金:大人190円(日中は5~10分間隔で運行)
- 長野駅善光寺口4番のりばから「ぐるりん号」(中心市街地循環バス)でも約10分→「善光寺大門」下車
2. 長野電鉄を利用する方法
- 長野駅からしなの鉄道で「善光寺下駅」まで約3分、そこから徒歩約10分
3. 徒歩の場合
- 長野駅善光寺口から約30分の散策路
行き方によって通る参道が変わるので、お目当てのお店がある方は、便利なほうを選ぶといいですよ。中央通りと表参道、それぞれ異なる商店街の魅力を楽しめます✨
善光寺での体験
善光寺まいりは、大きな柱をくぐってもいいし、参拝が終わったら近くの美術館に足を運んでもいいでしょう。心が洗われるような静寂の時間でした✨

軽井沢への立ち寄り
善光寺まいりがすんだら、その足で軽井沢に立ち寄ることも可能です。
軽井沢駅周辺の魅力的なスポット🌿
- 軽井沢・プリンスショッピングプラザ:軽井沢駅南口目の前にある東京ドーム約6個分と国内最大級の広さを誇るリゾート型ショッピングモール。約240店舗が揃う敷地では、プラザ内の各エリアと軽井沢プリンスホテルを回るシャトルバスが毎日運行しています
- ウエスト・イースト・ニューウエストの3つのエリアに分かれ、サマンサタバサ、シップス、ビームスなどの日系ブランドのアウトレットも充実
- 軽井沢プリンスホテル:散歩しながらディナーを楽しめる上質なリゾート空間
- 軽井沢あそびの森:プリンスホテルウエスト内のキッズアクティビティゾーン
長野から東京までは約2時間ですので、時間に余裕はありますよ😊 「3世代で快適に楽しく過ごせるショッピングモール」をテーマに作られているので、ご夫婦での軽井沢散策にも最適です。


【盛岡編】冷麺への憧れ 🍜
2日目は、
仙台発日帰りコースとして、とってもオーソドックスな旅程です。仙台から盛岡まで移動して冷麺を食べてきました。

盛岡の魅力
盛岡に着いたら、ジンギスカンや、味わいのある喫茶店など、立ち寄り先はいくらでもありそうです。盛岡のレンガ造りの街並みなども心に残る風景でした。
食べ物選びの悩み
わたしは、食が細いほうなので、食べ物屋さんのハシゴが苦手なんです💦 行きたい、食べたいところはあっても残念ながら1か所厳選となってしまいます。
わんこそばも捨てがたい魅力がありますが、いかんせん食が細く、あのふたを閉めさせてもらえない恐怖が勝ってしまい…盛岡だったら、なんといっても冷麺です!
冷麺も、有名どころだけでも何店舗もありますので、何度でも足を運んでみてはいかがでしょうか。ほんとうは、イーハトーブでジンギスカンっていうのもありですよね。あ、小岩井農場でソフトクリームっていう手も🍦



【秋田編】初上陸の感動 🌸
3日目は、
楽しみにしていた秋田です。なんと秋田初上陸!以前勤めていた会社の同僚が秋田出身の方が多くいて、みなさんいい方達でした。今回は仙台からこまちに乗り込みます。
角館の美しさ

まずは、角館駅で降ります。ここで、紅葉の時期なので角館武家屋敷通りを散策です🍁 桜の季節が有名ですが、紅葉もきれいでした。


こまちでの移動の工夫
角館から秋田へ向かいます。秋田新幹線「こまち」について詳しく解説しますね🚄
基本情報:
- こまち号に自由席はありません。全車指定席です
- しかし、盛岡〜秋田間を特定特急券でご利用の場合は、座席の指定はできませんが普通車の空いてる席をご利用になれます
大人の休日倶楽部パスの特別ルール:
東北・北海道新幹線の盛岡~新函館北斗間内、秋田新幹線の盛岡~秋田間内、山形新幹線の福島~新庄間内の各駅相互発着の場合は、指定席の利用回数に数えることなく、普通車の空いている席をご利用になれます
つまり、大人の休日倶楽部パスを使えば:
- 盛岡〜秋田間内の各駅相互発着では指定席券不要
- 指定席利用回数(6回)にカウントされない
- 空いている席に自由に着席可能
ただし、指定席をお持ちの方が来られた場合はその席はその方の席ですので、速やかに席を移動しましょう。
たまに全席指定と勘違いされている方がいらして、すごい形相でにらまれますが、正しい乗り方ですので仕方ありません💦 このルール、東京から秋田全区間で予約している人にはとってもわかりにくいシステムですよね~。
車内アナウンスでは「全車指定席」って強調しているから、途中区間だけ指定席のルールが変わるって鉄道ファンでもない限り調べてないですよね。このこまちと、はやぶさのルール、少し肩身が狭いです😅
秋田での散策
秋田駅に着いたら千秋公園へ。また紅葉です🍂 今日は天気が良いので、散策にはもってこいの一日でした。駅近くだと竿燈の展示施設なんかもありますよ。




【青森・おさない食堂編】心に残る味 🐟
4日目は、
仙台から青森です。メインは、青森駅近くのおさない食堂です。ホタテが有名ですよね。食事が済んだらワ・ラッセに寄ってねぶたの展示を見て、仙台に戻る行程です。





ねぶたの家ワ・ラッセ、2回目ですが、何度行っても心揺さぶられるような思いがします。そして前回行ったときと、展示の内容も変わっていました。毎年、ねぶた祭が終わると展示入れ替えするそうですよ。

地元の方に愛され続けるお店の温かさと、新鮮な海の幸に心も満腹になりました✨
【伊豆・踊り子号編】憧れの観光列車 🌊
5日目の、
最終日は仙台のホテルをチェックアウトして、伊豆へ向かいます。目的は踊り子号に乗ってみたいから。

踊り子号初体験
スーツケースを持っているので、スーツケースは伊豆下田駅のコインロッカーに預入します。
踊り子号はじめて乗りました🚃 結構途中下車する方が多く、途中駅の周辺を調べると興味深いスポットが盛りだくさん:

沿線の魅力的なスポット:
- 伊豆シャボテン動物公園(伊東駅からバス):1959年に「伊豆シャボテン公園」として開園し、2016年10月22日に「伊豆シャボテン動物公園」に改称。約1500種類のサボテンや多肉植物、約140種類の動物を飼育する動物との距離が近いアクティビティ動物園
- カピバラの露天風呂:「元祖カピバラの露天風呂」で癒されたり、「カピバラ虹の広場」で直接ふれたりできます。毎年11月下旬〜翌年4月初旬にかけて開催する「元祖カピバラの露天風呂」は”伊豆の冬の風物詩”として有名✨
- 下賀茂熱帯植物園:下賀茂温泉の豊富な温泉熱を利用しており、南国の果実など、四季を通して色とりどりの熱帯植物や南国の果実を見ることができる温室🌺

沿線の魅力
熱海駅で日帰り温泉や、足湯なんかも楽しめそうです♨️ 途中、車窓からハトヤホテルも見えました。伊東も通過するんですね。
伊豆下田での体験
わたしの目的地は伊豆下田駅。こちらが終着駅で、駅の仕組みも一風変わっていました。自動改札が設置されていないので、駅員さん総出で切符を手で検札してくれます。
さて、どこに行こうと駅の案内板を見たところ、駅から歩いて20分くらいでしょうか。ペリー来航の像があるそうなので行ってみます🗽




駅の周辺には、キンメダイの定食屋さんや、景色を一望できるロープウェイなどもありますよ。
踊り子号の魅力
踊り子号は、観光列車の位置づけなのか、景観地では速度を落として運航してくれます。観覧できる車両があったり、車内も楽しめます🎵
現在の踊り子号について:2021年3月から全車指定席になり、自由席がなくなったため、座席指定された特急券を事前に購入する必要があります。使用車両は特急あずさ・かいじから転用されたE257系2000番台で、乗り心地や車両の静粛性の向上、バリアフリー設備を完備されています。
座席上のランプシステム:E257系2000番台には座席ランプが付いており、これが指定席の状況を示してくれる便利な機能です。ただし、一部の臨時踊り子には5000番台が使われる場合があり、こちらは座席ランプが付いていない上、座席にはコンセントも設置されていないとのことですので、ご注意を。

旅の心得 ~大人の旅だからこそ~
時間に余裕を持つことの大切さ
そういえば、東京駅から乗るとき、外国の方二人がホームを必死に走って電車を追いかけていたけど、当然乗せてもらえませんでした。日本を嫌いにならないでくださいね~と思いながら眺めていました💦 みなさんも時間に余裕をもって計画をたてましょうね。
とにかく、この大人の休日倶楽部の期間、混雑具合はすごいのでゆとりをもって行きましょう。
一人旅・夫婦旅それぞれの楽しみ方
50代以上の私たちの旅は、若い頃とは違います。効率よりも心の満足を、スケジュールよりも偶然の出会いを大切にしたい。そんな思いを叶えてくれるのが、この大人の休日倶楽部パスなのです✨
今回の旅は、ほとんど無計画で目的地でご飯を食べて帰ってくるみたいな、ゆとりのある行程にしていました。そんな贅沢な移動ができるのもこの大人の休日倶楽部の醍醐味だと思っています。
荷物の工夫
スーツケースとコインロッカーの活用は、日帰り旅行を快適にする重要なポイントです。身軽になることで、心も軽やかになります🎒
まとめ ~旅は人生を豊かにする~
大人の休日倶楽部パスを使った日帰り旅行は、人生の新たな章を開いてくれました📖
得られたもの
- 新しい土地との出会い 🗾
- 地元の人々との温かい交流 👥
- 美しい風景と心に残る味 🍜🍎
- 自分自身との対話の時間 💭
これから旅を始める方へ
50代以上の皆さん、今こそ旅の時です。大人の休日倶楽部パスは、私たちの背中を押してくれる心強いパートナー。
2025年の特別設定パスの発表もありましたから、まずは次回の計画を立ててみませんか?きっと、心躍る新しい発見が待っています🌟
次は、2024年度第3回に参戦した記事を書いていきますね。皆さんも素敵な旅の思い出を作ってくださいね✨