パリと聞くと、どんなイメージを思い浮かべるでしょうか。
おしゃれで洗練されているけれど、どこか冷たそう。
正直、私も行く前はそんな印象を持っていました。
英語もフランス語も話せない、どちらかといえばシニアに近い日本人夫婦。
スリやトラブルの話ばかりを事前に目にしていたので、
現地ではなるべく人と関わらないようにしようと身構えていたのも本音です。
けれど、実際にパリで過ごしてみると、
そのイメージは少しずつ崩れていきました。
今回は、旅行中に出会った
「親切だったパリの人たち」のことを書いてみようと思います。
パリは冷たいと思っていた
フランス人は冷たい、英語を話すと嫌な顔をされる。
そんな話をネットやYouTubeで散々見ていたので、
パリでは必要以上に警戒していました。
分からないことがあっても、
できるだけ人に聞かずに済むようにグーグルマップ頼り。
話しかけられても、構えてしまう自分がいました。
とにかく、ボンジュールを言いまくり、
今思えば、
こちらが勝手に壁を作っていただけだったのかもしれません。
実際に親切だったパリの人たち
凱旋門前のバス停でバス待ちをしていたときのことです。
やってきたバスの電光掲示板が壊れていて行先の文字しか表示されずルート番号が消えていました。
パリのバスは意外とルート番号が大事だったりするのか、一緒に並んでいた70代くらいのおばあさんが「30番のバスよ」と英語でつぶやいてくれました。
その一言で安心してバスに乗ることができました。
あれは、観光客はわからないだろうなと様子を見て声をかけてくれたのだと思います。
スーパーで買い物をしたときもそうでした。
閉店間際でセルフレジしか使えず、警備員が隣で見守る中
スキャン漏れをしてしまったのですが、
怒られることもなく、その警備員が
「cocaのスキャンが抜けてるよ」と身振り手振りで教えてくれました。
スーパーやレストランの店員さんや公共機関の係員の人たちも、
言葉が通じないと分かっていても、
諦めずに何とか伝えようとしてくれる人が多かったです。
空港や入国審査でも、
パスポートを見て日本語で挨拶してくれる職員さんがいて、
それだけで気持ちがふっと楽になりました。
言葉が通じなくても伝わったこと
フランス語は、正直まったく分かりません。
英語も本当に聞き取れず、会話力はありません。
それでも、翻訳アプリを使ったり、
フランス語か英語かを聞かれて
「フレンチ」と答えたほうが、
かえってスムーズに進む場面もありました。
こちらが完璧に話せなくても、
伝えようとする姿勢があれば、
相手もちゃんと向き合ってくれる。
日本語だけで何とかしようとしていた自分は、
少し失礼だったのかもしれないな、と反省したり、
それでも、この状態で旅ができたのだから
「それでよかったじゃないか」と思ったり。
いろいろ感じることはありましたが、
パリの人たちは、
少なくとも私たちにとっては 親切な人が多かった です。
つぎは、「パリ旅行は誰に向いている?」について書こうと思います。

